古本浪漫洲300円均一を見る

古本浪漫洲とは新宿サブナード地下街で時々開催される(ひょっとしたら定期的なのかもしれない)古本市である。今日のようなすこぶる寒い日には地上に出ることなく駆けつけられる古本市はありがたい。出店規模としてはごくコンパクトながら時折古本らしい古本が安く出るのでできるだけ覗くようにしている。今日からは最後の3日間ということで恒例の300円均一。地下を選んで歩く人が多いためか古本市にも思いのほか多くの人が集まっている。特に料理本、健康本のワゴンは女性に人気のよう。30分もあればだいたい見終えてしまう。
蔵書票の美(樋田直人/小学館)を購入。おそらく箱の汚れのためと思われるが本体は美本で300円なら即決である。内容は「入手方法」や「保存・分類」、「歴史」など本格的(専門的)ながら、図版も豊富でパラパラと眺めているだけでも楽しめる。蔵書票が「紙の宝石」と呼ばれるのもうなずける。