第30回みちくさ市出品本(単行本その他)
第30回みちくさ市出品本(文庫本)
いまのところ天気予報ではみちくさ市当日は晴天となっています。
予報通り晴れてくれることを願っています。
さて8割方本の整理がつきましたので出品本の一部を紹介します。今回は
文庫本です。
・夢野久作傑作選 現代教養文庫 5冊揃
①死後の恋 ②氷の涯 ③悪魔祈祷書 ④ドグラ・マグラ ⑤爆弾太平記
・近世快人伝 夢野久作 文春学芸ライブラリー
・新刊!古本文庫 北原尚彦 ちくま文庫
・悪女志願 鷹見緋沙子 徳間文庫
・わが師はサタン 鷹見緋沙子 徳間文庫
・闇からの狙撃者 鷹見緋沙子 徳間文庫
・最優秀犯罪賞 鷹見緋沙子 徳間文庫
・謎の環状列石 藤村正太 ソノラマ文庫
・槐多の歌へる 村山槐多詩文集 講談社文芸文庫
・現代小説クロニクル 1975‐1979 講談社文芸文庫
・手紙読本 講談社文芸文庫
・神戸/続神戸/俳愚伝 西東三鬼 講談社文芸文庫
・尾崎放哉随筆集 講談社文芸文庫
・もめん随筆 森田たま 中公文庫
・公共哲学 マイケルサンデル ちくま学芸文庫
第30回みちくさ市に出店します
今月20日(日)の第30回みちくさ市に無事出店が決まりました。5月開催は諸事情でパスしましたので半年ぶりの参加です。その間に読書傾向が大きく変わるわけもなく、相変わらずジャンルの偏った本を読み耽る毎日です。とはいえ年度始めはそれなりに仕事の方が忙しく、5月の不忍一箱古本市への出店で精一杯。
やっと7月あたりから読書を楽しんだり古本屋を巡ったり。本もまだまだたくさんあることだし…ということで出店を決めました。みちくさ市のHPにも「おもしろい本を持って行きます」と書いたのですが、実はここが一番難しいところ。自分が最高におもしろいと思っている本が売れなかったなんてことはよくあること。(まあひとつには自分のセールストーク術の無さというのもあるのですが)もともと人の価値観は十人十色で、趣味嗜好が異なって当たり前、ということは十分分かっているつもりですが、それでも(だからこそ?)自分の良いと感じたものをお客様も良いと感じて手に取っていただけた時はちょっとほかでは得られないうれしさがあります。
さてさて話が長くなりました。そんな思いで選び出した本の一部をこのブログで紹介する予定でいますのでまたチェックしていただけると幸いです。できるだけ日数に余裕を持ってとは考えていますがいつものごとく直前になってしまうかもしれません。よろしくお願いします。
結局2日間ブで買う
昨日から渋谷東急の古本市が始まっています。お盆休みながら格別することもなく、初日に行けば何かいいものが拾えるかもと勇んで向かったものの結果は惨敗でした。ただの一冊も購入せずだったのでこれ以上の惨敗はありません。ただし、周囲の年季の入った(あくまでぽい)おじさま方はカゴにバカスカと本を放り込んでおられましたので、やはり相性というものはあるのでしょう。古本好きにとっては買えるものがあるということが羨ましいのです。不完全燃焼(というより全く買えていないので)のため、そのまま渋谷のブックオフと渋谷古書センターへ赴き、やっとどうにか数冊を手中に収めることに成功。どうでもよいことですが渋谷のブックオフは正確には「ヤフオフ」に変わって店内もこぎれいになっていました。明日明後日(土日)は20%OFFになるみたいなので時間がある方は行ってみては。
そして今日は町田のブックオフへ。2日続けてのブックオフ。我ながら他にすること、行くとこはないのかよと突っ込みを入れておくことにする。町田中央通り店の良い所はなんと言っても品揃え、在庫量です。で、やはり今日も買いました。たまたまでしょうが藤田嗣治関連本が2冊安く出ていたので即購入を決めました。ポーラ美術館での展覧会図録(私のパリ、私のアトリエ)と芸術新潮の藤田嗣治特集号。合わせて800円弱。家に帰りぱらぱらめくっては絵を眺めたり解説を読む時間が楽しい。
センター南で古本探し
いつの間にか、あっという間にご無沙汰になってしまった。ただでさえ筆不精なのだがさらにここ最近は仕事もそれなりに忙しく、気付いてみれば前回のブログ更新から2ヶ月以上経過してしまった。古本熱が冷めてしまったわけでは決してないのだが、必然的に古本探求の時間が縮小されてしまっていたことは否めない。しかしようやく仕事も一段落し、何よりそろそろ本探しの病が飢えを訴えてきたところだったので直ちに渇きを癒やすことにしたしだい。「日本の古本屋」の催事予定をチェックし、本日が初日であるセンター南の有隣堂古本市に職場をほぼ定時で退勤し直行した。規模はさほど大きくはないとはいえ久々の古本漁りの身としては十分堪能できた。4冊買って1000円ちょっとだから安い楽しみと言える。嬉しかったのはSUMUSの13号、「まるごと一冊晶文社特集」。美本で300円は安い。早速帰りの電車内でまずは斜め読み。予想通り内容充実で満足して家路に着く。
明日はぜひ谷根千へお越しください
こんなに晴れて気持ちが良い日にもかかわらず室内にこもって地味な準備作業。あれやこれやと出す本を選んでいるうちに部屋が本でしっちゃかめっちゃかになっています。(いつか本格的にキレイに片付けたいものだ)とりあえず単行本をいくつか紹介いたします。
本当はもっと紹介出来たら良いのですがとにかく時間が・・・。もちろんブログで紹介したもの以外にもいろいろ持っていきますので(特にミステリー系)明日お立ち寄りいただけると幸いです。幻影文庫の出店はコシヅカハム軒先です。(コシヅカハムのコンビーフが絶品とアド街で紹介されていましたがこの日は残念ながら定休日なので買えないですね。いつか試してみたいです)
・名著再会「絵のある」岩波文庫への招待 坂崎重盛 芸術新聞社
・故郷の本箱−上林暁傑作随筆集 夏葉社
・編集の森へ−本造りの喜怒哀楽 高橋輝次 北宋社
・偶然の装丁家 矢萩多聞 晶文社
・SF奇書コレクション 北原尚彦 東京創元社
・あなたは古本がやめられる kashiba@猟奇の鉄人 本の雑誌社
・船キチの航跡 柳原良平 海事プレス社
・光る女 横尾忠則 水兵社
・涙の値打ち−現代ユウモア全集 田中比佐良
・殺人リハーサル 梶龍雄 講談社
・幻のアフリカ ミシェル・レリス 平凡社ライブラリー
(正しくは新書なのでしょうが新書にしては分厚く存在感あります。)